地盤関連ニュース

地盤ネット社が地盤安心マップを公開

地盤調査の解析サービスを提供する地盤ネット株式会社(本社所在地:東京都中央区、代表:山本 強、以下「当社」)は、標題のとおり新サービス「地盤安心マップ」の提供を開始した。
 
「住生活エージェント」として生活者の不利益を解消することを目的として、2012年 4 月に公開していた「地盤セカンドオピニオン判定マップ」を大幅にバージョンアップさせた「地盤安心マップ」を公開した。
「地盤安心マップ」は、さらなる地盤情報の「見える化」を促進することを目的として、地盤ネット社解析による地盤判定結果(地盤改良の要不要)に加え、標高マップ、旧版地形図、地形区分図、地質図、災害履歴、土砂災害危険箇所といった各種の地盤情報マップを1つの地図情報システム上に集約している。
地盤関連の地図情報は、土地地盤のよしあしや災害リスクの検討など、土地選びや住まいの地盤について考えるうえで重要な情報となる。
従来は提供元の省庁や機関ごとに別々のHPにありバラバラであることや住所検索ができないこと、現代の地図と見比べることができないといったケースが多く、使いにくい情報となっていた。
今回、「地盤安心マップ」では、google マップ、google 空中写真、国土地理院発行の「地理院地図」、行政境界図をベースのマップとして、地盤ネット社判定結果と6つの地盤情報マップを重ね合わせることが可能になった。「地盤安心マップ」の各重ね合わせ情報は、ベースのマップと任意の透過率(すかし)を変更して対象地ピンポイントで閲覧でき、例えば旧版地形図では透過率を変更することで、過去の旧版地形図から現在の地図や航空写真に移り変わって行ったかのように比較しつつ見ることもできる。住所による当該地検索が可能であるほか、iPad 版では GPS 機能による現在地取得により、簡単に探したい住所や現在地の地盤情報を簡単に知ることのできるマップとなっている。判定したい地点をクリックすると、左ウィンドゥに、周辺(1km、3km、5km の円内)の当社地盤判定のほか、対象地の標高、地形区分、地質区分の区分が表示されます。iPad 版では、吹き出しで標高、地形区分、地質区分が表示されることで、容易に対象地の地盤情報を読み取ることが可能になった。
 
■マップ情報
ベースマップ
・Google Map (Google 既定)
・Google 航空写真 (Google 既定)
・地理院地図 (国土地理院発行)
・行政界
重ね合わせ情報(各種地盤マップ)
・旧版地形図(国土地理院・内務省地理調査所・陸軍参謀本部陸地測量部発行 2 万 5 千分1 地形図)
・標高マップ(国土地理院 2 万 5 千分 1 地形図及び基盤地図情報)
・地形区分図(国土交通省国土政策局調査・編集「20 万分の 1 土地保全図シームレスデータ」
・日本シームレス地質図(産総研地質調査総合センター、20 万分の 1 日本シームレス地質図)
・土砂災害危険箇所マップ(国土交通省国土数値情報(土砂災害危険箇所データ) )
・災害履歴図(国土交通省国土政策局調査・編集「20 万分の 1 土地保全図シームレスデータ」 災害履歴図)
 
■「地盤安心マップ」はこちら

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